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情報販売WEBシステムの外注(1)

当時、WEBシステムの開発ノウハウが無かった私は、自らプログラムを組むということが出来なかったため、WEBシステムの開発会社に「情報販売WEBシステム」の開発をお願いすることにしました。

とはいえ、WEBシステムの開発を外注するという経験も無い、まさに右も左も分からない状態(いま思えば無謀です…)。
取りあえず、楽●ビジネスの一括見積もりサービスを利用しました。

予算は500万円。
開発期間は3ヶ月。

これが、当初の計画でした。
それが最終的には、開発費用1000万円、開発期間1年に及ぶことになろうとは当時は思いもしませんでした。



いくつか見積もりを出して頂いた時点で、システムの内部を知る良い機会ということもあり、各ソフトハウスにお邪魔して、担当のシステムエンジニア(SE)から詳しい話を伺いました。

どういう話をしたのか?その一部ですが…

SE「サーバをどうするか?」
私「専用サーバを考えています」

※専用サーバもかなり低価格化が進んでいましたし、共用サーバだと処理速度とセキュリティに不安がありました。


SE「サーバのOSはどうするか?」
私「無料のFreeBSDを考えています」

※価格が安いサーバは大抵「FreeBSD」というOSが入っていました。RedHatやTurboLinuxはライセンス料の分だけコストがかかるんですね。


SE「開発言語はどうしますか?」
私「処理速度とセキュリティ、それから堅牢性を重視したものでお願いします」
SE「わかりました。それでしたらJAVA言語がお勧めです」

※当時、開発言語としてPerl、PHPを考えていましたが、最終的にはJAVA言語に決めたのは、セキュリティと堅牢性を重視したためでした。
しかし、このJAVA言語というモノが、後のコストアップに繋がるカネ喰い言語だったわけです。


SE「OSですが、FreeBSDではなくTurboLinuxにして下さい。そうしないと動きませんから」
私「そうですか。わかりました。」

※JAVA言語がFreeBSDでは動かないということではなく、商用レベルの動作を要求すると、TurboLinuxで動かした方が良いということです。


このソフトハウスが提示した開発費用は500万円弱。

ゴールデンウィーク明け、このソフトハウスで開発することに決め、第1回打ち合わせへと進んでいくことになりますが、そこに大きな失敗の原因が潜んでいたとは、当時は夢にも思いませんでした。
by 08050904033 | 2006-05-10 21:35 | 失敗談
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